19/20 PL 第5節 ボーンマス 戦
今回は第5節 ボーンマス 戦について書きます。
昨シーズンのボーンマスとの試合は、1勝1分で勝ち越しています。
ボーンマスの試合はあまり見たことがなく、あまりどんなチームなのか知らなかったです。今シーズンの試合を軽く見た感じ、結構高い位置からプレッシングして、ビルドアップからも崩してくるような感じでハビグラシア監督のときのワトフォードに似ているなと思いました。
試合総括
フォーメーション
⚠️ TEAM NEWS! ⚠️
— Everton (@Everton) September 15, 2019
2️⃣ changes from our last game.
💪 DCL leads the line.#BOUEVE
Watch the game live on @NOWTVSport with a Sky Sports Day Pass: https://t.co/q6jEHuG0ZF pic.twitter.com/RFhWgnnMVU
なんとゴメスが肋骨の負傷で欠場。CHはシュナイデルランとデルフが組みます。
前節同様左SHはイウォビがスタメンです。
試合内容
エバートンはボール保持時は4231, それに対してボーンマスは442で2CBに対して、2FWで人数を合わせて高い位置からプレスしてきました。
ゴメスがいるときは、そういう場合、すぐにCBラインに落ちて数的優位でゆっくりボールを前進させることが多いですが、今回はCHは降りずに、2CB+GK でボールを回していました。そのため、全体を押し上げる感じではなく、低い位置でボールを回して、
相手の守備ラインを間延びさせてスペースにロングボールで中盤はぶくという感じでした。がイーブンなボールになることも多くあまり効果的ではありませんでした。
そんな中、ボーンマスがCKから先制。その後も、昨季のエバートンのお株を奪うかのようにボーンマスはショートカウンターでエバートンの右サイドを脅かします。
ですが、逆にエバートンがショートカウンターからDCLの今季初ゴールで前半1-1で折り返します。
後半はイーブンな状態からやはりエバートンの右サイドからショートカウンタで攻め込まれセットプレーから失点。その後も、ベルナルジ、キーンを投入しますが攻め手を欠き、ラインコントロールのミスから3失点目を喫し、試合終了となりました。
選手評
DCL:
今シーズン初得点!身体能力の高さを生かしたゴールで今後にも期待です。
ですが、ビルドアップの場面での貢献がもう少し必要かなと思います。
ロングボールをマイボールにしたりするのは得意だと思いますが、楔を受けると結構バタバタしている印象があるので、シンプルに叩いたり、キープして味方の攻め上がりをま待てるようになるとエバートンのビルドアップも安定感が出そうですね。
楔をワンタッチでさばいてテンポを落とさないようしたりなどトスンがうまいので盗んで欲しいですね!
リシャリソン:
このチームで唯一と言っていいほどボールを受けたらファーストチョイスにシュートがあると感じるプレイヤーです。
切り込んでシュートしたり、前半にもバイタルエリアから思い切ったシュートを打ったりなど・・・イウォビやシグルズソン、DCLももっと積極的にシュートして欲しいなーと感じます。
デルフ:
守備ではエネルギッシュなプレーでチームを鼓舞していたと思います。ですが、ビルドアップでは物足りなさを感じます。
イエローもらったときに「Everyone is fucking shit」と言って注目を浴びていましたね!笑
Fabian Delph becomes my all-time favourite Everton player by shouting “everyone is fucking shit” after Bournemouth scored their 3rd.
— Sam. (@SamAIex) September 16, 2019
pic.twitter.com/Xq09LhizU4
注目ポイント
エバートンのプレッシングです。
最初はボーンマスのCHビリングのCBライン落ちはそのままにして相手に前進を許していました。
しかし、点を取られてからはリシャリソンがSBを消しつつ浮いているCBにプレスにいっていました。
それに対してボーンマスはもう一人のCHクックも低い位置まで下ろしてます。リシャリソンがSBを消しながら寄せるためCHクックへのパスコースは空きます。そのためシュナイデルランがクックに寄せるのですが、それによってコールマン、キーンの前にスペースができてしまっていました。
このスペースでよくキングが1vs1でコールマンに仕掛ける場面がみられたと思います。ここではビルドアップの例をあげましたが、エバートンのネガトラ時もこのスペースを狙われており、ここをケアできなかったことが大きかったかなと思います。
まとめ
今節勝ってたら3位なってたんで惜しかったですね!
次節はビルドアップ時に変則的なフォーメーションをとるシェフィールド戦です。
個人的にも注目していて、ビルドアップ時にスリーバックの右CBのベイシャムがペナルティエリアまで上がってきたりとセリエAのアタランタのCBのような動きをします。
チェルシー戦見ましたが、ビルドアップでは左サイドにオーバーロードを作って相手が寄せたら、右のベイシャムが上がって右サイドの広いスペースで数的優位を作り、そこでロングボールを受けて、スライドが終わらないうちにチャネルを狙うという再現性のある攻撃を行なっていました。そこをどう守るかも注目です。また、その分前がかりになるのでそこをカウンターで仕留めれるかが鍵になると思います。
次節とても楽しみです!!!